2008年05月16日

木質バイオマスによる地域冷暖房システム

最上町の福祉施設が並ぶ「ウエルネスタウン最上」で進められている「木質バイオマスエネルギー地域冷暖房システム実験事業」で、町が設置した2基目のチップボイラーの運転がこのほど始まった。去年3月には出力550キロワットのボイラーが稼働、2基合わせて1250キロワットの出力となり、町立病院などタウン内全施設への熱供給が可能になった。
ということ。
記事↓
http://yamagata-np.jp/news/200805/11/kj_2008051100168.php

町は05年度、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO技術開発機構)の委託事業採択を受け、5カ年事業で取り組みをスタート。NEDO技術開発機構側が総事業費7億4000万円を全額負担し、間伐材や樹皮などの収集運搬システム、高性能林業機械、ボイラーやチップ製造施設を整備した。

で、

07年度は前年度に比べ、3350リットル分の重油が節約され、約9トンのCO2削減効果があったという。

うーん・・・、
いいのか?
これ?

で、ちょっと考えてみた。


重油を1リットル90円として計算して、
90円×3350=301500円。

このシステムで生み出されたエネルギーを、
金額であらわすと、
年間30万円程度。

総事業費の7億4000万円を回収するのに、
2466年ほどかかる計算。


総事業費が増えずに規模が10倍になっても、
246年ほどかかる。

それでもCO2が削減されればいいのかもしれないが、
年間9トンのCO2削減効果というのは、
施設の建設や、燃料となる木材の運搬や、
そういうものを勘案してのものなのだろうか?

ということで、
こちらもちょっと計算してみる。

A重油一リットルは、CO2 2.710 Kg
ということなので、
(参照→http://www.eic.or.jp/qa/?act=view&serial=5345


節約されたとする3350リットル×2.170=約9トン、
だから、
CO2を9トン削減するのに必要だったエネルギーについては無視していることになる。


要するに、
年間9トンのCO2を削減するのに、
ものすごいお金をかけ、
おそらくそれ以上のCO2を排出しているものと思われる。



こんなことやってて、
いいのかなぁ?

まあ、実験だから、
いいのだろう。

posted by もり at 12:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 木質バイオマス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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